事実は小説よりも奇なり
一日中つけっぱなしのテレビから「不要不急の外出はひかえましょう。これは本当に必要な外出かどうか、よく考えてから行動してください」と聞こえてきた。
「してる~。年がら年中『これは本当に必要な外出かなー?』って考えてる~w」
だって、できるだけ他国の民と交流したくないんだもん。
そんな、頭がイカれてる私のように人と関わらない生活を良しとする事態になるとはねぇ………。
事実は小説よりも奇なり。
小松左京さん原作の「日本沈没」という小説があって、私が子供の頃に映画化されたんだけど、映画を観るまでもなく予告CMだけで怖くて怖くて仕方なかった。
地震が起きる度に、本当に日本が沈んでいくんじゃないかと本気で怯えていた。
そんな時に母が「世界が滅びるのは災害でも戦争でもなくてウイルス感染だって話もあるよ」と言ったもんで、子供だった私は心臓が急激に縮んでカチカチになったんじゃないかってくらいダメージを受けた。
それは小松左京さんの「復活の日」という小説の話だということを大人になってから知ったのだが、作り話であっても、その類いの話しは苦手中の苦手だ。
母との昔話は病み闇ブログの方と被ってしまうのでここら辺でやめておくが、今、実際にウイルス感染で世界中がパニック状態になっている。
子供の頃のように恐怖で心臓がカチカチになっていないのは、新型コロナウイルス感染は防げるとわかっているから。
それと、こんな非常事態発生時に人がどんな反応や言動をとるのかに興味があるから。
社会的地位や責任など様々なので、見方や考え方が違って面白い。
去年の台風で被災した時も東日本大震災で被災した時もそうだったが、特に今回は世界中の人の反応を見ることができる。
そして今回は姫思考も手伝って、過度な心痛で疲れ果てることはない。(それまでは何もできないのに勝手に心を痛めていたw)
ギスギスした話もあればホッコリした話も聞いた。
「なるほど。デマってこうやって拡散されるんだぁ」という場面にも遭遇した。
自分の思考はマトモで常識的だ、と迷いがない人の言動は恐ろしい。
誰もが命を守ることに向かって進んでいるはずなのに、どうして道外れになっちゃうんだろうね。
先月、他国の民からいただいた多肉植物に変化があった。
左はいただいた時の写真、右は今日の写真
これこれ!
いつの間にか伸びていたので、これを思い切って地植えしてみよう!と準備している。
花粉が飛ばなくなるまであと半月ほど。
当たり前に半月後を迎えられるといいなー。