誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

台風15号にやられました⑤

昨晩、妹宅方面が復旧した。

行きつけのヘアサロンも同じ方向なので電話をしてみると、今日から営業するとのこと。

ちょうど今日が予約日だったので助かった。

ラッキーが続くなぁ♪


長年お世話になっている美容師さんが10月いっぱいでお店を辞めると聞いたので、お餞別に何か贈ろうと思う。

彼女の負担にならないような何か。

ポケットにでも入るくらいのちょっとした物で、お会計のあとバッグからサッと出して渡せるような。

あと3回会えるからゆっくり考えよう。



ダンナが視察から帰ってきた。

今月から行き始めたトレーニングルームに行くとトレーナーさんがいたそうで「お知らせできてないんですけど実は2日前から開けているんです。是非来てください!」と言われたので「行こう!行こう!」と。

台風が来たあとから行けてなかったもんね。


初日のトレーニングのあと筋肉痛を覚悟していたが全くならなかった。

毎日仕事で体を動かしているからかな。

ダンナは痛がってたけどw



トレーニングの準備をしてから、先に母宅へ。

ちょうど母は玄関先に出ており手を泥だらけにしてゴミを袋に入れていた。

母「今、車庫のゴミを拾ってきたんよ」

私「あぁ、明日ヘルパーさんが来るけね。水は出とる?」

母「出よるよ。あの大きい袋のは持てんね、重いけ」

私「ママは持たんでいいよ」

母「ヘルパーさんも持てんやろ」


こう、つべこべ言うということは「もう水が使えるから給水車からもらってきた6ℓ×2袋の水は要らないよ!」ということが言いたいのだ。


私「あの水を片づけてくれって言ってるよ」

ダンナ「え~!まだ置いといてください」

私「まだ不安定でどうなるかわからんけ暫く置いといて!だって」

母「…………(不満顔)」

私「それじゃあこれで」

母「これから散歩に行こうと思っとるんよ」

私「天気いいしね。私たちもこれからトレーニングだわ、じゃあね」


ちゃんと散歩もしているようだ、よしよし。



体育館はガラスが2枚割れており、屋根も少し剥がれているように見えた。

トレーニングルームは無傷で通常営業中だ。

これまで女性のトレーナーさんしか見かけなかったが、この日は男性トレーナーさんが何人かいた。


駐車場に停めてある車のナンバーからすると、県外からの応援で来ているようだった。

それぞれ掃除道具などを手に、私たちの顔を見ると「こんにちは!」と爽やかな笑顔で迎えてくれた。


トレーニングルームには誰もいなかったが、私たちの前に4人ほど来ていたようだ。

今日も貸し切り状態! またラッキー!

1時間みっちりトレーニングし、1週間ぶりに良い汗をかいた。


さぁ帰宅!…………なわけないかwww

ダンナと出かければ視察に連れ回されるのは言うまでもない。

そんなに遠くまで行かなかったが写真を撮りながらグルッと廻った。

ダンナが車を走らせた方向に、去年かき氷を何度も食べに行ったお菓子屋さんがある。

今年は何故か一度も行ってない。

あれ?なんで行ってないんだっけ?


私「ねぇ、久しぶりに〇〇製菓に行ってみない?」

ダンナ「おっ!そうだね♪」


お店は復旧したばかりで、お客さんはひとりもいなかった。

小さい店舗だが、すぐ奥が工場に続いており職人さんがお菓子を作っているのが見える。

求肥の良い香りが漂っている。


「停電中に知人から凍らせたペットボトルの飲み物をたくさんいただいてね。あんなにありがたいと思ったことはなかったですよ。だから今度は俺が持って行こうと思ってます」と店主さんは元気そうだった。



帰宅すると、お義母さんから私宛に郵便が届いていた。

台風被害の労いのメッセージとレシピ本が同封されていた。

お出汁に時々サービスで付いてくる本だそうで「なかなか手に入らないので特別に分けてもらいました(ナイショで)」と書いてある。


特別に? ナイショで?

お義母さんwどうやって?www



母に食事を作りデリバリーを始めて、今年の冬で丸3年になる。

メニューを考えるのも一苦労だ。

このレシピ本は非常に非常にありがたい。

(*´∀`)ノ ありがとございます♪


完全復旧はまだまだ先だが少しずつ進んでいる。

全国から電力会社の方々、自衛隊の方々が来ており、各地のイオンモールの駐車場などを拠点に作業やお風呂の提供などをしてくださっている。

支援物資も届いている。

復旧したお店は、できる限り開店させている。


当初は全く気にとめてなかったマスコミ関係者が来始めた。

よくわからないが、彼らは東京電力さんを質問攻めにしていて、何故か東京電力さんがお詫びをしている。


私の周りの人は、東電さんに感謝こそすれ責めている人は一人もいない。

みんな感謝しています。

ありがとうございます。