誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

台風15号にやられました④

ひとつ書き忘れたことがあった。


停電した翌々日、我が家の太陽光発電様wで母の携帯電話を充電するため預かってきた。

電話は繋がらないけど、フル充電になっていると安心ではあるからだ。


充電がすんだので、そろそろ返しに行こうと思っていた夕方、母の携帯電話が鳴り始めた。

見ると県外に住んでいる弟からだった。


停電しているから我が家の太陽光発電で充電するために携帯電話を預かっている旨の説明をすると、弟は「そんなことになってるって、さっき知って大丈夫かなーと思って電話した」と言う。


(ΦωΦ)フフフ…遅い!

私の息子たちは台風が通り過ぎた朝イチで「大丈夫?」ってLINEがきたぞ。

o(`・ω´・+o) ドヤァ…!

「弟よりウチの息子たちのほうが息子度が高い」ということを書きとめておきたかったwww



さてさて、母のデイサービスは復旧できたのだろうか?

スーパーマーケットでは品数が少ないがパルシステムの荷物は欠品なく届いたので、それを母宅に持って行くことにした。


母は毎朝「明治おいしい牛乳」を飲む。



切らさないように冷蔵庫に補充しておくのだが、今回は停電のせいで一度常温に戻ってしまったので、停電前に買った牛乳は捨てることにして新しく買った牛乳もパルシステムの食品と一緒に持って行った。

そうしないと、母は何も考えず………もしくは「もったいない」と言って飲むだろう。


母宅に着いた。

母はデイサービスに行く日は雨戸を閉めたままで出かける。

朝から夕方まで家にいないのだから、わざわざ雨戸を開けなくてもいいと思っているのだろうが「雨戸が閉まっている日は留守ですよ!」と知らせているようなものだ。


考えすぎかもしれないが、もし良からぬ事を考えている人に観察されたら、このわかりやすい合図ですぐに狙われるだろう。


ところがその日の雨戸は開いていた。

「あ~やっぱりデイサービスお休みか~」

鍵を開けて入ると母はいないしデイサービス用のバッグもない。

「行ったのか、こんなこともあるのね」と思いながら冷蔵庫の中の古い牛乳(と言っても賞味期限は切れてない)を取り出し、新しい牛乳を入れた。


古い牛乳はキッチンのシンクに流してしまおうと、ダンナが水道のレバーを動かしたが水が出ない。

「ええー!今度は断水だよ!」

慌てて市のホームページを見ると、かなり広い範囲で断水していた。

近くの公民館に給水車が来ているという情報があったのですぐに行ってみた。



昼間だったからか、全く並ばずに6ℓの袋ふたつ分の水をもらった。

ちょうどその時、仕事に行ったムスメから「職場の人から、我が家から線路を渡った方向の地域で断水になっていると聞いた。水を溜めたほうがいいかも」という内容のLINEが来た。


一度帰宅して水道を確認すると問題なく水が出た。

ダンナが念のため市役所に電話をして聞くと「そちらの地域は大丈夫です。皆さんが一斉に使い始めると断水する可能性があります」と言われたそうだ。


こういう非常事態では、みんなが不安な気持ちでいるのでデマが流れることが往々にしてある。

節水しなければいけない今、噂を聞いて全世帯が水を溜め始めたら、たちまち水が足りなくなり本当に断水してしまうのは当たり前だ。


6ℓの袋ふたつに水をもらったが、母は重い物が持てないので500mlのペットボトル4本に水道水を入れて持って行くことにした。


この日はC-Styleが無料でクレープを配っていると聞いていたので、朝からダンナが会いに行きたいと言っていた。

母が帰宅するまで少し時間があったので行ってみると結構な行列ができていた。

ダンナは行列には並ばずにキッチンカーの近くまで行き、挨拶だけして戻ってきた。

気づいてくれて良かったですね。


それからまた母宅へ。

母はデイサービスから帰ってきており着替えも済ませていたが、まだ断水していることには気づいていなかった。


それよりも雨戸が閉まらないことのほうが気になるらしく、すぐに訴えてきた。

見てみると、台風で飛ばされた庭の収納ボックスに重石を入れたことにより、その収納ボックスが傾かなくなったため雨戸が引っかかって閉まらなくなっていたのだ。


母と一緒にダンナの作業を見守るリンちゃん


なるほど。

それで今日は雨戸が開いてたのね。

収納ボックスは場所を移動させた。


母と一緒にダンナの説明を聞くリンちゃん


6ℓの水は重いので、ヘルパーさんに持ってもらうように言い聞かせて母宅をあとにした。