誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

台風15号にやられました③

停電後2回目の夜もダンナは車で寝てくれた。

この日はワンズ3匹とも一緒に。

車ならエアコンがあるから狭くても快適だろう。

すぐにおとなしく眠ったそうだ。


やることなどないので、私とムスメも早々にそれぞれの寝室に行った。

窓を開けているが風はソヨリとも吹いてくれず、熱中症が怖いので、こまめに水分補給をしながら眠れない夜を過ごしていた。


「もう言いたくもないけど暑いよ~でもこれを乗り切ったら氣志團万博だ………凍らせたポカリ持って行くんだ………ガンバレ私」と楽しいことを考えながら、ベッドに横になったり座ったり立ったりしていた。


24時半頃、ムスメが階段を下りていく音がした。

「水でも飲みに行ったかな?」暑さと眠気でぼんやりした頭で考えていると「ママ!電気ついたよ!」とムスメの声がした。


私「えっ!マジで?!」

ムスメ「うん。今エアコンつけたから」


ああ、助かった………!

すぐにダンナに電話したが出なかった。

暑くて暑くて、もう起き上がるのも辛かったが、水だけは忘れずに飲みながら、ただただ涼しくなるのを待った。


しかし1時間経っても2時間経っても涼しくならない。

「おかしいなぁ」とは思うが立ってエアコンを確認しに行く力が出ない。

「ベッドパッドが熱いんだわ」と思い、ベッドからずり落ちるようにして下の畳へ移動した。


「う~ん………畳って案外温かいのね」と今度は廊下のフローリングまで這って行った。

「うわ~冷たくて気持ちいい♪ワンコになった気分だわw」と思ったまでは憶えている。



翌朝、落ち着いて考えたらベッドパッドや畳が温かかったのではなく、熱中症になりかけていて体に熱がこもった状態だったのだ。

けっこう水分を摂っていたつもりだったが、暑さと睡眠不足もあり自分が感じているよりも疲れが溜まっていたのだろう。


ダンナがたまたま左隣りのご夫婦に会ったので挨拶をし「復旧して良かったですね」と話しをしていたら、そちらのご主人から「ぷちこさんちは太陽光発電があるから大丈夫ですよね」と言われたそうだ。

ダンナは快適だったと思われるとイヤだから「でもエアコンまでは動かせませんでしたよ」と応えたらしいが、あああ~やっぱり早く声をかけておくべきだったなぁ。

大失敗だ。


ギリギリ危ないところで我が家の停電は復旧した。

というのも、同じ町内なのに裏のお宅や3軒隣りのお宅から先は復旧していなかったからだ。

妹宅も我が家から車で5分かからないくらい近いのだが、まだ復旧してなかった。


ただネットに繋がるようになったので、私たち姉妹と従妹とのグループLINEに返信できるようになった。

従妹宅は県内だが被災地ではないので心配して連絡をくれていた。


私の母と従妹の母親(私の叔母)が姉妹。

叔母も心配して母に電話をしてくれたそうだ。


LINEで近況報告をし合い、私が「これから母宅に救出した冷凍食品を戻しに行く」と書いたところ、従妹から「あ~、ぷちこちゃんが食べ物全部持って行ったって、そういう事か!どういう事だろう?ってママとちょっと悩んだよ」と返信が!


(#^ω^)あ¨?

ばぁさん、人を強盗みたいに言うな!

言いかた気をつけろ!

そういうところも嫌いなんだよ!


そのLINEで、妹が「停電してから何も食べてないけど、お腹も空かない」と言っていたので、我が家に呼んでクリームシチューを作ってあげた。

おかわりして食べていた。


その後、妹は「買い物してから仕事に行く」と言うので、イオンモールまで送って行った。

大きな交差点の信号機はまだついてなかったので、いつもの道なのに怖かった。


それから母宅に"救出した"冷凍食品を戻しに行き、明日のデイサービスはどうなるのか聞くと「連絡がない」と言う。

ケアマネさんに電話し、デイサービスの管理者に聞いてもらうことにした。


すると、すぐケアマネさんから電話があり「デイサービスの電気が復旧したらしく、ちょうど管理者さんが確認に向かっているところです。でも渋滞でなかなか辿り着かないので、デイサービスがお休みになるんだったらお母様に連絡してくださるそうです」とのこと。


その旨を母に伝え、長い一日が終わった。