誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

傘寿

母の誕生日に、ムスメ、ムスコA、ムスコB、私の4人からプレゼントを渡した。


お財布&ボトル

何年か前の誕生日にも財布をプレゼントしたが、普通の財布では硬貨を出しにくそうなのでギャルソンウォレットにしてみた。


ボトルは散歩や通院時の水分補給のため。

高齢者にありがちな、水分摂取をしない人なので持ち歩きしやすいミニボトルにした。

「水分摂取をしない」と言うより「喉の渇きを感じない」と言うほうが正しいかな。

「喉が渇かなくても水を飲んでね」

「一気にたくさん飲まなくていいから少しずつでもこまめに飲んで!」

「外出する時はペットボトルに水を入れて持って行ってよ」

他のことには干渉しないが水分補給のことだけは口酸っぱく言っている。

しかし、そのとおりにやってくれない。

まぁ、そんなもんだ。





ムスコBは、おばあちゃん子なので毎年お祝いのメールを送っているが、去年は返信が無かったらしく「このメールって届いてるの?」と夜中に私にLINEがきた。


なんて愛に溢れたメールなんでしょう!

ヽ(>o<)ノ私もこんなメールほしいw


母はメール送信は難しくなっているが受信したものを読むことはできる。

それをムスコBに伝えると安心していた、妬ける!

そして今朝またLINEがきて「ばぁばちゃんメール届いてたって!今電話でちょっと話した」ですって、妬ける!


で、今日は母の眼科の通院だったので一緒に病院に行くと、母は「Bからお祝いのメールがきたから電話して話した」ということを私に話したくてエスカレーターに乗る手前で立ち止まって、エスカレーターに背を向けて喜びを放出させていた、両思いだ!けど危ない!

母は話しながらエスカレーターに乗る、というような2つのことを同時に行うことができなくなっているのだ。


そうだ!

私が水分補給のことを口うるさく言っても聞かないなら、ムスコBから言ってもらえばいいんだwww

そうだそうだ、そうしよう。

キネマの神様(少しネタバレあり)





当選したムビチケで観てきたぞ。

このタイミングで当選するなんて「アナタがたの頑張りはいつも見てますよ。ムビチケを差し上げます、ムスコAと一緒に行ってらっしゃ~い♪」という、キネマの神様からのプレゼントとしか思えないwww


この映画はムビチケ当選しなくても観る予定にしていた。

コロナウイルスがまだ「何だか変なウイルスが出てきたらしいよ」くらいの認識だった頃に、松竹映画100周年記念作品で志村けんさん初主演映画の発表があり、その若き日の役が菅田くんだと。

決定!これは観ます!となった。


ところがその約2ヶ月後に志村けんさんが感染、入院、映画出演辞退、そしてあれよあれよという間の訃報。

年齢問わずに人気のあるかたなので衝撃は大きく、このことから大勢の人が「本当にヤバいウイルスだ!怖い!」となったような気がする。

代役を、テレビ露出がない沢田研二さんが務めると発表された時は意外に思ったが志村けんさんの盟友だという記事を読んで納得、更に映画の完成が楽しみになった。


この1年で撮影中断や公開延期などは当たり前のことになってしまった。

ようやく公開が決まり、ムビチケが当選、ムスコAの赴任先も決まり、絶好のタイミング。

我が家にキネマの神様が降臨なさった。


観終わってすぐのムスコAの一言は「ゴウちゃんって、じいさん(私の亡父)ソックリじゃんw」

私もそう思いながら観ていた。

子供の頃から両親の共依存を見てきた私はイヤな記憶がよみがえっていた。

「そうだね、じいさんは結局ばぁばから離婚されたけどねw それに、じいさんは暴力をふるってたからゴウちゃんより酷かった」

A「映画観ながら死ぬのも、じいさんみたいじゃんw」

私「そうそうw じいさんの場合ただの趣味レベルだったけどねwww」

ちょうどお盆だったので映画を観たあとお墓参りに行く予定だったが、なんと映画館で亡父を思い出すことになるとは………。


私は還暦が近づいてきた今、これまでの人生の選択を振り返っている最中だ。

大波小波いろいろあったが後悔しているわけではなく、あの考え、あの選択の上でのこの結果なんだなぁ………というもの。

「後悔」というと、自分を責め続けるようなネガティブなイメージの言葉なので、私にとっては少し違う。

歳を重ねていけば、今現在の私の選択の結果を将来の私がまた考察するわけだ。


あるシーンで「選ばなくても後悔するし、選んでも後悔する、どちらの後悔を選ぶか」というセリフがあった。

後悔しても自分を責め続けるのは人生が辛すぎる。

その時の苦しみが報われる「今」にしていけばいいんだと、私は歳を重ねてから気づくことができた。

だから、このセリフは「どっちでも後悔するんなら生きてても絶望感しかないじゃん」ということではないよ!と若き日の私に教えてあげたい。

それとオマケに「必ずなんとかなるから大丈夫だよ」と言ってあげたいwww

終戦の日



今年は戦後76年。

昨年からコロナ禍で日常が奪われており、命を落とすかもしれない恐怖や大切な人を失う悲しみ、追い詰められた人の狂った言動の惨さを疑似体験しているようにも感じる。

本当に辛くなるので普段は戦争もの一切避けているが、年1回の今日はこの書類を読んで追悼する。



今の世が皆様の犠牲の上にあることを決して忘れません。

もう二度とあの苦しみを繰り返しません。

どうぞ安らかにお眠りください。

ご冥福をお祈り申し上げます。