誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

結局、操られている私

母が「歯がガタガタなんよ」と言う。

もう何年も前からそう言っている。

私はその都度「歯医者に行けば?」と返事をすることにしていた。

歯の話しだけではなく、どんなことでも私の方から先回りして「~しようか?」と返事をするのをやめたのだ。


私は相手のために、つい先回りして提案してしまう癖がある。

子供がまだ小さくて自己判断ができない頃や会社勤めをしていた頃ならば「優しさ」「気づかい」などという長所として見ることもできたかもしれない。

しかし母に限っては、それをすると私のせいにされることが多々あるので「親切心で提案した結果とんだ目にあう」のだ。


またダンナに限っては、それを私に求めている節がある。

何かをしてほしい時に、私から「~しようか?」と言わせるわけだ。

これを無意識にやっているところが救いようがないw

どんだけ甘えん坊なんだ、ウザい。

私、アナタのお母さんじゃないので。


やってあげていた私も私だがw

なので私は先回りして提案する癖を意識して返事をしないと、つい「~しようか?」と口走ってしまう。

そう気をつけていた。


先日また母が「歯がガタガタでベロが痛いんよ」と言い出した。

私がいつものように「歯医者に行けば?」と返事をすると、珍しく「行ったんよ」と返してきた。

「行ったら潰れとった。看板も外しとった」と。

「ヘェ~行ったんだ」と思った私は、つい「〇〇デンタルクリニックに行く?」と私が通っている歯科医院の名前を言ってしまった。

すぐに「しまった!」と思ったが後の祭りだ。

私が予約して、問診票をもらって、母に「そんなもん書かんといけんの?面倒臭いね」と言われながら書いて、連れて行った。


到着すると「看板がないやん」(ちゃんとあります)とか「玄関がわかりにくい」とか言われイライラ。

初診の聞き取りを終え、やっと診察室に送り込み暫くすると「娘さん来てください」と呼ばれた。

「ちょっとお母様がわからないようなのでお願いします」とのこと。


Dr.からの説明はこうだ。

・ブリッジの支柱にしている歯の片方が割れている。

・その割れた部分が舌に当たって痛みが出ている。

・割れていない支柱の歯は残して、割れている方は抜歯するしかない。

・お母様の問診票を見ると「高血圧」「骨粗鬆症」とある。しかも78歳と高齢だ。

・抜歯するにはリスクが高いので、内科の主治医に確認する必要がある。

・手紙を書くので内科のDr.に診てもらい、OKであれば治療を開始する。

・手紙は、来週の歯科衛生士による歯周病の検査の日までに書いておく。


なるほど(・А・` ) わかりやすい。

しかし母は不満顔だ。

理由はどうであれ今日治療してもらえないことが不満なのだ。

「(#゜Д゜)じゃあまだ痛いままなんですね」などと文句を言っている。

診察室を出てからも同じことを何度も説明しながら、この日は帰宅した。



1週間後の今日は歯周病の検査。

また母だけを診察室に送り込むと、すぐに「娘さん来てください!」と呼ばれた。

もう~~~!!ちょっと~~~!!

顔!その顔やめれ!

不満で目が据わっている。

「ご説明したんですけど………」と歯科衛生士さんが困りながら再度説明をしてくれた。

母は一点を見つめている。

この顔は心のシャッターを閉めている時の顔だ。

この顔の時は全く話しを聞いていない。

母「( #ー_ー)もうちょっと削ってもらえませんか?」

衛「これ以上はできないんです、この先は医師じゃないと………」

すんません、こんな婆さんで。


お会計のあと情報提供書を受け取り、その足で内科へ向かった。

母「面倒臭いね」

私「抜歯して気絶でもされたら、たいへんだからね」

幸いすぐに診察してもらえて、心電図検査も問題なし。

その場で情報提供書の返事も書いてくれたので、また歯科医院に戻り受付けのかたに預けてきた。


(´ー`)フゥー...今日はここまで。

来週はまた衛生士さんの歯みがき指導。

内科の返信も預けてきたので年内には治療に取りかかってもらえるかも。

整形外科のリバビリを終わらせといて良かったよ。

「歯がガタガタなんよ」と言いながらも10年以上(15年以上かも)も放置してたんだから治療は長くかかりそうだ。

10年前だったら元気で車の運転もしてたじゃん。

早く行っとけば、こんなことにはならなかったんじゃないの?

┐( ̄ー ̄)┌私のせいじゃありませ~ん!