誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

全員野球ならぬ全員介護は強制的に

お盆休みに弟とその子供たち(高校生と中学生)が帰省してきた。

母宅に2泊するとのことだったので、みんなで庭の草むしりをする計画を立てた。

母宅の庭はそんなに広くないので、みんなでやれば1時間半くらいで終わるだろう。


遠方に住んでいるから母の介護ができない弟よ。

今回は母のために働いてもらうよ。

嫁はいちばん下の子と里帰り中で今回も関わらない。

あらまぁそれはそれはラッキーでしたね。


Viberで弟と草むしりの打ち合わせをしていたのに、一切書き込みをしてこなかった妹。

「その日仕事で来れないから話しに入ってこないのかなぁ」と勝手に諦めていた。


しかし草むしり当日Twitterに「本日は完全オフ」とツイートしていたので「今日お休みなんだね、草むしりどうする?」とLINEすると「そちらはどうやって行くのですか?車調子悪いんだよね?」と返事がきた。


なーんだwやっぱりViber見てたんじゃん。

そう我が家の車、今調子が悪いんだよ!

「Kちゃん(弟)に迎えに来てもらうよ」と返すと、妹も行くことになった。


車がないから母の介護ができない妹よ。

今回は母のために働いてもらうよ。


やはり普段会わない祖母と孫たちはお互いよそよそしかった。

もう2人共大きくなったしね。

会話なくゲームをしている君たちよ。

今回はばぁばのために働いてもらうよ。


昼食はお寿司にした


昼食後は妹を送って行き、私たちも一度帰宅した。

そしてまたすぐ母宅へ。

夕方からはリハビリの付き添いだ。

今回は弟がいたのでリハビリの様子を見てもらった。

PTとDr.の連携が取れてなくてコチラが振り回された様子も見てもらったw


母の介護をしていたら、こうして一日があっという間に過ぎていくのだ。

この日、子供たちは夕食に出かけた以外遊びに行けなかったが「次の日はお昼前から夜まで遊びに行ってたよ」と母が言っていた。



お盆休みが終わり今日は母の誕生日だった。

草むしりをした日にプレゼントを渡したので、今日は会いに行かなかったし電話もメールもしなかった。


草むしりを企画して強制的に参加させた私。

日程調整を始め一から十まで計画を立てれば介護に参加してくれる。

それがモヤモヤする。


母の介護を始めて6年。

会社勤めをしていた頃からだ。

私は母のことを優先して時間を使っている。

なんで私だけやってんの?

2人共ズルい!と思ってしまう。


姉弟だから平等に介護に関わってほしいと思う。

それぞれができることをやればいいと思って提案もしてきたが、やらないし、できない。

自主的に動くこともない。


私は間違えていた。

「平等」じゃなくて「公平」だったわ!

ちょうど今日は母の誕生日だし、いい機会だから2人に話しをした。

「気持ちをスッキリさせてこれからもやっていきたいんで、相続の時の財産分与は3等分じゃなくて半分を私がもらうね」と。


大した財産じゃないけど、20年以上先の話しかもしれないけど、母より先に私の方がくたばるかもしれないけど…………でも、そうでもしないと介護を一手に引き受けている私が報われない。

草むしりした日、私は母の呪縛から逃れられないことがわかった。

変えられないから元気で長生きするしかないんだ。