シャザム!
先月はサムライマラソンを観に行く予定だったけど、「〇日に行く!」と心に決めなかったもんで、そろそろ行かなきゃと思った時には終了のお知らせが出ていた。
もうちょっと都会の映画館を探せばまだ上映していたかもしれないが、そこまで行く気持ちはない。
さて、シャザム!
もちろん吹替版を観たね。
なんでかっつーと菅田くんがヒーローの声をやってるからだ。
なーんて、菅田くんの吹替は本当だが実のところ字幕版は上映していなかったw
一応書いておくが、菅田くんが吹替するから観たのではなく、シャザム!は今年の鑑賞予定映画に入っていた。
アクアマンに続く、ニュータイプのアメコミヒーロー。
サムライマラソンを見逃したのと菅田くん出演とで、期待が膨らみまくっていた。
そして期待どおり面白かったー!
もっとバカバカしいコメディ要素満載の映画かと思っていたが、冒頭はある少年の辛い体験だし、主役の少年の生い立ちも悲しいもので「子は親を選べないからねぇ………」としみじみ思ってしまった。
でもね、出自が気にならない人はいない………というか知らないと知りたくなるし、疑いたくもなれば信じたくもなる。
〇〇だったらどうなってた?
△△だったら私の人生どうなってただろう?と不毛な妄想に頭を支配される人もいるのだろう。
七つの大罪とそれを具現化したクリーチャー?悪魔かな??が出てくるが、人間を罪に導く感情や欲望だから悪いんだわ、とにかく。
ホラーとかグロいのは苦手なんで本気でビクッとしたり「ウエェ…」となるシーンもあった。
人間の様々な感情が生きる力になるんだから、怒りや恨み、妬みの感情も悪いだけのものじゃないのかしら?と思ったり。
まぁ持っていき方次第ってことだけど、生きる力に変えるだけの情熱や素直な心が私は欲しい。
(・∀・)ナンチャッテ
それから仲間、家族か。
血の繋がりがなくても大切に思う。
血の繋がりがあっても思いやれない。
なんでしょうか、これは。
出自は気になるのに?
そもそも夫婦って血の繋がりないもんねー。
我が家なんかダンナを橋の下から拾ってきた(←昭和のギャグ)家族なんでね。
思いやれる仲間なんて憧れでしかない。
うらやましい! うらやましい!
そんなことを考えながら主人公を応援する、一緒に笑う。
どんなに理不尽な目に合ってもヒーローは頑張る。
仲間と助け合う。
そしてハッピーエンド。
素晴らしいじゃないか!
上野千鶴子さんの祝辞のように「がんばったら報われると思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです」ってこと。
そう。
そんなふうに周囲の環境から「助けてあげたい」と思われる私ではないから、仲間との絆ストーリーに感動するのだ。
最後のアニメーションも楽しかった。
アクアマンへのイジりもニヤニヤしてしまったwww
いやー良かった!
面白かった!