夜明けのすべて
「カムカムエヴリバディ」の夫婦役のお二人が再共演と知り、いつ観に行こうかなー♪と上映スケジュールを確認していたら………
【㈱五藤光学研究所ウェブサイトよりお借りしました 】
映画「夜明けのすべて」ベルリン映画祭参加記念!
〈一夜限りの特別限定ダイジェスト付き上映〉実施決定!! と書いてあった。
!( ˙v˙ )ナント!! いつ?!
22日(木)19時の回 上映後
ちょうど良い!
こりゃ行くしかない。
映画って公開日当日に観たくなることもあるけど、少し間を空けると舞台挨拶付き上映があったりするんだよね。
公開日当日に観て 舞台挨拶付きも観て、何回も観てねってことなんだろうけど。
今回は特別限定ダイジェスト付きだって♪
この映画は、自分のことなのに自分では どうしようもできない疾患を抱えていて、それを周りにもなかなか理解されない生きづらさを感じている人たちの話。
原作者自身のパニック障害の経験をモチーフに書かれた物語だそうだ。
「めんどくさい人だなぁ」と思われたら もう邪魔者扱いされる。
こうして物語として見ると「冷たいなー ちょっと優しくしてあげればいいのに」と思うが、実際に私は冷たい態度をとったことがある。
記憶にあるのは3人。
不器用で仕事を覚えられない人と、情緒不安定な人と、先輩に注意されただけで失神してしまう人。
勤務時間以外にも何度も面談を重ねて、言いたいことを全部吐き出させて、励まして………と繰り返した。
私にもやらなければならない仕事があるし、帰宅して子供たちのめんどうも見なければならない。
私の気持ちに余裕がない上に まだまだ人生経験も浅かったので、私一人で庇うのが限界に達し最後には彼らを受け止められなくなった。
私は「めんどくさいなぁ」と思うようになり3人とも退職していった。
この映画は、お互いの事情や孤独を知り、相手の全てを理解できるわけではないが、思いやる心を持って関わり合うことで少しずつ希望を見出していく話。
私の記憶にある3人が、私の事情を知っていたら何か変わっていたのだろうか?
「私のこと恨んでるだろうな」と ずっと考えてしまう苦い記憶だ。
本編終了し10分後に特別限定映像が始まった。
ベルリン映画祭に参加している監督と主演のお二人の 現地時間21日の夜に実施されたプレミア上映での舞台挨拶や裏側の様子、特別映像やコメントなど 現地の熱気が伝わってきた。
それから、上白石萌音さんは「ら抜き言葉」ではない表現で話していたのが印象に残った。
改まった場とプライベートで使い分けてるのかな。
今は過渡期なのか私みたいな初老の人でも ら抜き言葉で話す人が多い。
それとも方言を受け入れやすくなってきてるのかね?
そのうち新聞記事やNHKアナウンサーが ら抜き言葉を使う日がくるんだろうか。
と、映画とは関係ない話しで終わるwww