これは推理や考察が好きな人が観て、アレコレ妄想を楽しむ映画だと思う~www
最後まで小説の中の出来事なのか実際に起きた出来事なのか、あやふやなシーンがたくさんある。
主役目線から他の人目線に変わったり現実のシーンに過去シーンが挟まってきたりはよくある手法だが、ストーリーを追いながら事実か作り話かを見極めるのは難しいので、疑ってかからずにスクリーンの中で起きていることを自分なりに組み立てながら観た。
そして2回3回………と観ると新しい驚きがあるのかも。
登場人物の背景は深掘りしていないので、そこを推察しながら観るとまた違った解釈も生まれそうだ。
なんたって狭い地域の狭い人間関係の中の闇の部分の話しだから。
田舎特有の「一見良い人」たちの話題の中心である他人の行動「〇〇さんちの駐車場に見慣れない車がある。新車を買ったらしい」「イオンで✕✕さんに会った。若い男の人と一緒だったけど息子さんだろうか?」「△△さんちの庭の草がボーボーになっている。体調が悪いのかしら?それとも何かあったのかしら?」的なクソどうでもいい情報交換は、これだけインターネットが普及されても、コロナ禍であっても、これからもずっと終わらない。
みんな知っている、誰にも話してないのに。
みんな知っている、実際に見たわけじゃないのに。
みんな知っている、ただ顔見知りなだけなのに。
私が知らないだけで、小説よりすごいことが近所で起きているかもしれない。
事実は小説よりも奇なり
人の口に戸は立てられぬ
ご近所の情報交換好きな人なら私が思いつかないような考察をするのかもw
それが事実とは違っててもいいの、映画の中の小説の中の出来事だから。