誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

母への気持ち

私の両親は若い頃から喧嘩ばかりしていた。

母は私に、父への憎しみや恨みを言って聞かせ、私も実際に暴力をふるう父を見ると「父が悪いヤツなんだ」と思って育った。


子供ながらに「離婚をしたほうがいいのではないか」と言ったこともある。

その時、母に「アンタ達のために離婚しない」と言われたのだ。



ところが、大人になり結婚をして子育てと仕事、そして離婚と再婚を経験すると、父だけが悪いヤツではない!と理解できたのだ。

母の心をいっぱいにしていたのは、私達子供ではなく、自分の思いどおりにならない憎い憎い夫だったんだ!



金子みすゞの「こころ」という詩がある。


お母さまは大人で大きいけれど、お母さまの おこころはちいさい。

だって、お母さまはいいました。ちいさい私でいっぱいだって。

私は子供で ちいさいけれど、ちいさい私の こころは大きい。

だって、大きいお母さまで、まだいっぱいにならないで、いろんな事をおもうから。


私は母にマインドコントロールされていたのか。

今の私には、母を受け止める器がない。