私は不満でできている
今日はダンナの誕生日だけど、特に何も予定してない。
でもプレゼントはした。
安かったのコレ
今ダンナが使っているボディーバッグは、この画像のよりもっと小ぶりな物。
3年前の誕生日にプレゼントした物だ。
もしかしたら4年前かも。
その頃まだブログをやってなかったから定かではないが、最低でも3年使っているのでクタクタのボロボロ。
ダンナはファッションに疎い。
見た目よりも自分が着やすい物を着続ける。
好きなのはTシャツ、それも薄い生地の。
ビーチク浮き出ても平気。
肌に優しいのが好きらしい。
それからジャージの上下。
季節関係なし、脱ぎ着して調節する。
もちろん毎日着替えはするが、部屋着・外出着の区別はない。
靴は500円くらいのクロックスもどきサンダル(冬も)
会社勤めをしていた時は、クリーニングしたスーツ・ワイシャツ・ネクタイをクローゼットに掛けておけば、毎日自分で組み合わせて着ていた。
自分で靴磨きもしていたし、服装はキチンとしていた。
ただ白髪がすごくて、埃をかぶっているような頭をしていたので年齢より老けて見えた。
言っても言っても白髪染めはしなかった。
退職後もしつこく白髪染めを勧めていたら、しばらくしてやっと染めるようになった。
時間が経つと茶髪になっている。
茶髪のオッサン、ペロペロのTシャツにジャージにクロックスもどき、ボロボロのボディーバッグ。
寝ても覚めても同じ服装。
洋服は買ってあげても着ないので、プレゼントするのはバッグ。
バッグも相当ボロボロにならないと、買ってあげた物を使わないという謎のこだわり。
「今日はお出かけだから君からもらったバッグを使おうかな」みたいなのも無し。
クローゼットの奥の奥に追いやられカビが生えていた。
プレゼントではないが、以前かなり疲れていた時にアリナミンの錠剤を買ってあげたことがある。
蓋も開けないまま放置され使用期限切れとなり捨てた。
栄養ドリンクならすぐに飲んでくれると思ったら、それも放置で使用期限切れとなった。
ダンナの言い分は「もったいないから」
私は、使わないで処分するほうがもったいないと思うけど。
「ダンナへのプレゼント」というワードだけで、こんなに不満が吹き出る私の執念深さよ。
不満を募らせながらも、自分に自信がないので「私がおかしいの?」と思ってしまう。
ムスメの公平でクールな目で見てもらうと、どうやらこの事に関してはダンナの方がおかしいらしい。
そうとわかれば私は、
「ファッションにこだわりがある男で、服はこのブランド、靴はこのブランドなの。徒歩2分の台湾料理屋に行く時もハットをかぶって全身キメキメ♪なーんてダンナじゃなくて良かったー!」
「私は最低限の世話をするだけで、あとは自分で何とかするダンナで良かったー!」
と思うことにする。
でも本当はそれよりも、私は自分の執念深さと自信のなさと気にしいなところが嫌いなんだ。
ダンナはこだわりを持って自分を生きている。
私ときたら変わりたくても変われず、ありのままの自分を受け入れることもできない。
せっかく自分の時間を持てる環境になったのに、どうしていつも思いどおりにならないような、後ろめたいような、またそれとも違うような気持ちがベースにあるんだろう?
ずーっとそうだから死ぬまでそうなのかな。
楽になりたいなー。