誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

コットンテール 【ネタバレあり】


【映画.comよりお借りしました】


日英合作映画

ローマ国際映画祭 最優秀初長編作品賞受賞


↑このポスターの感じで、夫婦や家族の切なく美しい愛の物語かと思いきや!

いや、確かに愛の物語ではあるが夫があまりにもポンコツなんで冒頭から たまげましたわwww


妻が亡くなって自暴自棄になってるからだ………と理解しようとしたのだが、万引きしたものを供えられてもねぇw

お供えすることに妻への愛が見えるとしても何故に万引きしたものを?そんなに貧乏なの?

古いアパート住まいで お金持ちには見えないけど立派なお葬式をあげてるし、ひとりでイギリスに行くって言うし、万引きするほどではないのでは?

まさかリリー・フランキー → 万引き家族 とか?www


他にも冒頭から いくつか「?」があったが特に最後まで回収されるわけでもなく、伏線でもなんでもなかったのねwと。

ただ妻の実家と息子夫婦は堅実なんだと理解した。


ポンコツ親父を演じるリリーさんの死んだ目はピカイチだ。

その死んだ目が甦ったのが英国人親子に出会った時。

息子には言えないけど見ず知らずの人には「助けて」って言えるのね…と思ったが、映画を観終わってから考えると息子には助けてほしくは なかったのかも。 

英国人親子とは深い会話が無くても、境遇を知ることで分かり合えた。

あんなにお世話になったのに別れのシーンがサラッとしてたのは分かり合えたからなのかなぁ…と思ったり。

そして息子に会うと また死んだ目に戻るポンコツ親父w


英国人親子とは深い会話が無くても分かり合えた。

息子とは会話は無いし分かり合えない。

お互いが相手を知ろうと思わないと先には進まないね。

息子家族と一緒にイギリスまで行って散骨するという共通の体験を通して、息子を自分の世界に入れる気になった。

英国人親子のおかげだ。

妻の願いどおりの結果になったってことかな。


チャタジーはポンコツ親父に肩入れしてたけど、私は万引きやチャリパクするようなヤツは受け入れ難いw

間違いなく言えるのは「イギリスの湖水地方の自然の風景は美しい」




映画『コットンテール』リリー・フランキー×パトリック・ディキンソン監督 スペシャル対談 <絶賛公開中>