人生初救急搬送
昨夜ブログを書いたあと、ハイボールを1杯…2杯目を飲んでいると動悸がしてきた。
あら?まだ2杯目だよ?
どんどんどんどん苦しくなっていく。
寝ているダンナの所に行く。
大丈夫?と言いながら私の背中を擦ってくれるが起きる気配がない。
こりゃ私このまま呼吸が止まる!と思い、這うようにリビングに行き電話の受話器を外したところで後ろからダンナの声がした。
119と押して受話器をダンナ差し出した。
突然受話器を渡されたダンナは狼狽えながらも話をしてくれ、人生初の救急搬送となった。
介護の仕事をしていた時は度々救急車に同乗して救急隊員に情報提供していたが、自分が搬送されることになるとは考えもしなかった。
過呼吸のような症状と全身発赤。
やっぱり鎮痛剤を飲んだのがいけなかったか。
一人でネガティブなことを考えながら呑んだのもいけなかったのだろう。
呼吸が落ち着いてきてから点滴。
ダンナが私のスマホを持ってきてくれていたので、寝た状態からパチリ。
家出しようかと思ったけどママのこと気になるし、ネイルと歯医者のキャンセルしなきゃとか職場にも連絡しなきゃとか考えちゃって家出できないじゃん!って思いながら呑んでたんだよ…………とダンナに言うと、「わかるよ」と。
そしてダンナの困った顔を見ると笑いがこみ上げてきた。
救急車の中では、またダンナに迷惑をかけたという思いで涙が止まらなかったのに、呼吸が落ち着いたら、ただの酔っぱらいだ。
夜中の病院の簡易ベッドに寝かされて点滴をされながら写真を撮るバカ女と、それをヤレヤレと眺めるダンナ。
もう可笑しくて可笑しくて、看護師さんに聞こえないように声を殺して笑った。
ラッキーなことに隣の隣の町の駅近くの病院だったので、暫く休んでから始発電車で帰った。
二人ともヨレヨレの部屋着にサンダル履き。
乗客は殆どいないし、まだ陽が昇ってなくてよかった。
金輪際、鎮痛剤とアルコールの併用はいたしません。