母のお尻と車の話
昨日の夕方、ケアマネさんから電話があった。
母宅に入浴介助で入ったヘルパーさんから「熱が38℃あり入浴を中止した。お尻に大きなできものがあり痛いと言っている」と報告があったとのこと。
発熱に敏感なご時世だ。
すでに17時を回っており、それから母宅に行っても診察時間には間に合わないので母に電話をしてみた。
「もしもーし!」と思いがけず元気な声。
私「熱があったんだって?」
母「そうなんよ、だるくも何ともないんやけどね」
私「今も熱あると?」
母「測っとらん。何ともないけ、さっき散歩に行ったんよ!」
私「あ、そんなに元気なんか」
母「それよりお尻のできものが痛いんよ。小さいのが何十年前からあったんやけど日曜日から急に大きなって。てのひら被さるくらい大きなっしもて痛いんよ」
私「明日、眼科に行く日やけど熱が心配やけ眼科の前にT先生のところで診てもらおう。具合悪くなったら夜中でも気にせんで電話ちょうだい」
母「うん、いろいろ悪いね。じゃあねー!」← 元気w
今朝、母宅に行くと熱は37.5℃だと言う。
平熱が36.3℃くらいなので、やはり少し高い。
お尻のできものを見せてもらうと確かにデカい。
膿んでいるようだが出口がないのでパンパンに膨らんでいる、こりゃ痛いわ。
もしかしたら、できもののせいで熱が出てるのかも。
病院に到着。
母を車の中で待たせ受付けへ行き状態を説明すると、熱発患者用の問診票を渡された。
熱は何℃あるか、いつからか、咳鼻水はあるか、息苦しさは?味覚は?複数の人が集まる場所に行ったか、周りに熱のある人はいるか、などなど。
木曜日にデイサービスに行った以外は全て「いいえ」
そして私も車に戻って待っていると看護師さんから電話がきた。
看「お尻のできものはどんな感じですか?」
私「けっこう大きくて、まだ破れてないのでパンパンなんです」
看「ああ~熱はできものから来てるのかもね。いつもの入口から入ってきて大丈夫ですよ!」
診察室に呼ばれてすぐ、看護師さんにお尻を見せると「うわっ!これはここじゃダメだわ。一度廊下に出て奥の処置室に行ってください」と言われた。
母を処置室に連れて行き、私は廊下で待っていると数人の看護師さんの声が聞こえてきた。
「わー!大きいねー!」
「あらー!いつから?」
「ホントだー!痛いでしょー?」
母「小さいのが昔からあったんですけど日曜日から急に大きくなったんです」と説明している。
次にDr.Tが処置室へ………「うぉぉ~デカいな~!」
写真撮っとけば良かったかなwww
病院の廊下から見えた空
切開排膿してもらい抗生物質が処方された。
それから眼科を受診して母宅へ。
最近、病院のハシゴが増えたなぁ。
その帰り、ダンナが車の警告ランプが点灯していることに気づいた。
ダ「あ!なんかランプがついてる!なんだこれ?………あ、エンジンオイルのランプだ」
私「ああ、そういえばさっき後ろに荷物乗せた時、駐車場が濡れてたなー」
ダ「ええっ!それだ!」車を停めて下を覗く。
「ポタポタ漏れてるー!」
私は車のことがまるでわからないので呑気にしているが、たいへんなことになっているらしい。
車は即入院、末期症状にて覚悟を決めてください状態だそうだ。
私、今夜バイトあるし明日は母のお尻の消毒で病院に連れて行かなきゃいけないんですけどー。
困るー。