潮干狩り
朝も早よから行ってきた。
ダンナとムスメは初めての潮干狩りだ。
割引券があるので、どんなもんか一度やってみようという程度でアサリが大好物なわけではない。
とにかく日焼けしたくないので、サッサと狩って帰りたい。
目標は3人合わせて6kgだ。
8時半。来ている人はまだ少ない。
開始から30分も経たないうちに「なんでこんなことが楽しいんだろう?」とダンナが言い出した。
私はそれよりBGMが気になって仕方がない。
♪ミスターサマーターイム、さがーさないでー♪
くっ!これでは燃えないZE!
なぜ今時の曲を流さないのか。
著作権の関係か?
どんどん潮が引いていくので沖に向かって歩いて行く。
カニがいたり。
ハンターの数が増えてきた。
陽も照ってきた。
ハンターファミリー達は、とても楽しそうにキャッキャしている。
「お母さんヤドカリがいたー!」だの「お父さん心臓がいっぱいいる!ココにもアッチにもー!」「!?」
アチラコチラから心臓、心臓、なんのことかと思ったら、どうやらクラゲのことらしい。
「キミ達、心臓見たことあんのかーい?」とムスメ。
海風が気持ち良い。
ラストスパートだ。
狩りに集中するのだ。
もはやハンターファミリーの声もBGMも聞こえない。
狩りを開始してから約2時間。
目標達成。
ハイハイ、早よ帰ろ。
ビックリ!観光バスで狩りにきてるのかー!
駐車場いっぱい!
獲物達は今お風呂で砂吐いてる。
やっぱ簡単なところで酒蒸しかな。