おばあちゃんの桐の箪笥
旅から帰ってきて、今日ようやくのんびりできた。
2週間ぶりにプールで泳いできた。
生理と旅の期間が連続したから全く運動していなかったのだ。
生理なんか早く無くなってしまえばいいのに。
話しは変わって、
ダンナの実家には、今ダンナの両親が住んでいる。
以前はダンナのおばあちゃんも同居していたが、在宅介護が難しくなってきたので今は施設に入所している。
おばあちゃんは97歳と6ヶ月。
年齢的な物忘れはあるが意志疎通は可能だ。
今回おばあちゃんの荷物を整理することになり、おばあちゃんの嫁入り道具だという桐の箪笥を見せてもらった。
箪笥の中には、これまた嫁入りの時に持ってきた着物や羽織などがいっぱい。
隠し箱や忍び錠などの仕掛けが施されているカラクリ箪笥だ。
なにコレ、楽し~い!
着物や帯もリメイクできそう。
少し譲ってもらうことにした。
その後ダンナもおばあちゃんの部屋へ。
いつの間にか、箪笥を我が家に譲り受けようかという話しになっていた。
ダンナは物を大切にする男だ。
しかし!
ダンナは片付けられない男でもある。
要は物を捨てられない男なのだ。
私「どこに置くの?」
ダ「奥の部屋がいいんじゃないかな、畳だし」
私「あの部屋、今物置部屋になってるから入らないよ」
ダ「……………」
私「2段ベッドを処分したら入るね」
ダ「捨てるの?」
私「使ってない物を出さなきゃ入らないよね」
ダ「……………」
私「2段ベッド、使うの?」
ダ「………使わない」
はい、決まり。
ふふふ。
おばあちゃん、ありがとう。
大切にするね。