誰かのために頑張ること

誰かのために頑張るには私が私を大切にしなきゃいけないことに気がつきました。仕事人間だったので家庭での記憶が所々抜けています。もう忘れないように日々を記録します。

損か得かを考えたら、得なほうがイイに決まってる。
結局自分に返ってくるなら、誰かのために頑張ろうかな…と、自己中に尽くす主婦のブログ。

頑固ちゃん

介護保険でお風呂の手すりとシャワーチェアーを買った。

ようやく買ったと言ってもいいだろう。


以前からケアマネやヘルパーに勧められていたのに、母はずーっと何故か断っていた。

足が上がらず、ふらつきもあるのに杖も拒否している。


下肢筋力が落ちており、数年前から「一人でお風呂に入るのが怖い」と言い出したので、入浴はデイサービスとヘルパーの介助でのシャワー浴をお願いしている。

動きは遅いが身の回りのことはできるので、介助と言っても見守りの意味合いが強い。


冬でもシャワー浴。

ケアマネもヘルパーも「冬の間くらいお湯に浸かってほしい」と手すりなどを勧めてくれていた、ずーっと。


今回、腰椎の圧迫骨折をしたことでヘルパーが怖がり(多分)ケアマネから私に話しがきたのだと思われる。

とりあえずデモ用の物を設置してもらい、一度お試しで使ってもらうことにした。


「前から要らんち言いよるのにケアマネさんが持ってきたんよ」とブツブツ言っていたが「まぁ試しに使ってみなさいよ」となだめて使ってもらった結果…………


( -'д-)「要らん。お風呂が狭くなる」


( ゚Д゚)デショウネ!

でもケアマネとヘルパーの気持ちもわかるので説得にかかってみる。


私「ママに湯船に浸かってほしいんだって」

母「今のままでいいんよ、シャワーで」

私「ふらついても掴まることができて安心だよ」

母「………狭くなるから要らんね」

私「あのねぇ、ママが要らんでもヘルパーさんが安心なんよ。お風呂でママが転んだらヘルパーさんの責任になるけねぇ」

母「ヘルパーさんは何もしとらんのよ、私ひとりで洗えるんやけ」

私「あ、そう。じゃあ要らんね。ケアマネさんに要らんち言うとくよ」


ケアマネに断りの電話をすると「そうですかぁ、ちょうどフランスベッドさんでキャンペーンやってて安くなってるんですけどねぇ。まだ借りておけるので今度のお風呂のあとに引き取りに行きますね」ということで話しが終わった。


と思っていたら1週間後にケアマネから電話が。

母がヘルパーに「やっぱり買おうかなぁ」と言ったとケアマネに報告があり、私に「大丈夫でしょうか?」と確認の電話だった。


その翌日が母のリハビリだったので直接聞いてみると「みんなが(手すりと椅子を)良いよ良いよち言うけ」と。

「買うの?」と聞くと「うん」と言うのでこれで決定。


またいつもの如く「自分の意思ではなく誰かに言われたから」的な腹立つ発言だったが、買うんならいいや。

もうめんどくさい。

そして、ようやく納品となった


1割負担なんで2点で4,334円。

ドラッグストアの介護用品コーナーに安い物があるけど、介護保険で買えばメーカー品でもお安く買える。

作りがシッカリしている方がいい。


これで安心だね!と写真を撮っていると「狭くなったんよ」とまだ言っている。

私「この椅子たたんでおけるんよ」

母「いや使う時にね、これに座るとドアが開かんのよ」


(;・∀・)…………あらホントだ。