両親に親孝行したってことでいいよね
昨日ケアマネから「今日ヘルパーさんがお掃除で入ったんですけど、朝から火災報知器が鳴ってて止まらないって報告があったんです」と電話があった。
「不動産屋さんに電話してみまーす」と返事をして電話を終えたが、不動産屋に電話するくらい母はできる。
すぐ不動産屋に電話しようかと思ったが、実際見てみないと状況説明できないか………と考え、行ってみることにした。
母宅に入ると、おぉ!確かにピーピー鳴っている。
火災報知器の場所なんて確認したこともなかったが、寝室と居間の天井に付いていた。
母は「さっき不動産屋に電話したんよ」と言う。
ホラね、できるんだよ。
わざわざ私に電話してこなくてもさ。
「すぐ来るって?」と聞くと「わからん」と。
下からよく見ると本体に何か書いてある。
ステップに乗って近づくと「警報停止」と書いてあり、横に小さなボタンがある。
それを押すと止まった。
ヘルパーさん掃除で入ってるかもしれないけど、誤作動のピーピー止めてくれたら感謝こそされても怒られることはないんじゃない?
それともコレ生活援助の範囲外とか?まさか!
母に「止まりました」と不動産屋に電話をさせると、今度は「台所の電気がおかしいんよ」と言い出した。
「何回も紐を引っ張らんとつかんのよ」とカチカチカチカチ引っ張っている。
「接触が悪いんかもしれんけど、とりあえず蛍光灯を変えてみる?ここに来てから一回も変えとらんやろ?」と聞くと「そうやね」と頷いた。
すぐにケーズデンキへ行き蛍光灯ランプを買う。
もちろん古いランプはそこで処分してもらった。
ありがた~い♪
「そうだ、お彼岸だからお花買おう」とスーパーマーケットに寄ってから母宅に戻った。
ランプを変えてみたがさっきと同じように一発ではつかない。
「やっぱり接触やね、しかたないね」と諦めた。
母宅をあとにし父のお墓に向かった。
母宅から車で5分ほどのお寺だが、母には教えてないし聞いてもこない。
お花を挿して手を合わせ、いつも通り声をかける。
「そっちはどう?こっちは何とかやっとるよ」