ラストマイル(ちょっとだけネタバレあり)
【USシネマ公式サイトよりお借りしました】
この映画は無駄に真面目で無駄に勤勉な人たちの話ですw
大抵の人は真面目で勤勉だし責任感がある、私も ご多分に漏れず そうだった。
愚痴を吐きながらも自分や家族を犠牲にしても やり切る、やり切ろうとした。
何故だか自分の中で そうしないといけないことになっていた。
最初はお客様のため、喜んでくれて自分は社会の役に立っているとやりがいを感じる。
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やりがいのある仕事は楽しいし毎日の経験は勉強にもなる、楽しくて勉強もさせてもらいながら お給料もいただけるなんて素晴らしい職業だと感謝すら芽生える。
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もっと こうすれば もっとお客様に喜んでもらえる、もっと こうすれば もっと効率的に働ける、と提案して実行し認められ昇進していく。
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昇進していくに連れて接客することが減っていき数字で語ることを要求される、良い数字を出すための業務を人数や回数などから計算し指示し報告し結果を出すことに気を取られていく。
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数字に出てこないサービスの質の低下や社内の人間関係、法改正、世相などが徐々に数字に現れてくる、上司に相談し対策を講じるも全部が全部効くわけがなく巻き返せない状況が継続する。
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こんな状況になったのは私の能力が足りないからだ。
自ら現場に入り穴を埋めるしかなくなる、あれもこれもそれも朝も昼も夜も自分が動かないと回らない。
数字だけの問題ではない。
24時間365日介護を止めるわけにはいかない。
心を病んでいるのに「私はまだやれる」「やりたいのにできないなんて悔しい」と泣いていた。
頑張ったけど良いリーダーにはなれなかった。
仕事ばかりで良い母親にもなれなかった。
「なれなかったけど、一生懸命やって良かった!」と言えることがあるのだろうか?と未だに思っている。
この映画は「アンナチュラル」と「MIU404」の世界観を共有していて、作り話だとわかっていても「今も それぞれの職場で闘ってるんだな」とグッときてしまったwww
ショッピングサイトのセンター長、運送会社の局長、委託ドライバーと その見習い、シングルマザーには共感できる部分が多かった。
その中でも、勤めていた会社が倒産し父親の手伝いをしている男性が、過去に自分が手がけた仕事に誇りを持っていて それに救われるという最後は大拍手(心の中でwww)と同時に うらやましくもあった。
彼は「会社倒産したけど、一生懸命やって良かった!」って思ったかな?
私は過去の自分を誇らしく思える生き方をしてこなかったなと改めて後悔しきり。
最近は後悔してばっかりやな。