3年7ヶ月ぶりのワンズとの旅 最終日
ワンズはすっかり義実家、義両親に慣れ、我が家のようにまったりと過ごしていた。
ネオさんのお気に入りの場所
哀愁漂う背中www
縁側で日向ぼっこする腹巻き姿のおじいちゃんみたい。
ムスメが起きて朝食を済ませたらお墓参りに行った。
ムスメが義実家に来たのは4年前くらい。
ムスコたちはもっと前だったので先日お墓参りに連れて行った。
今回はお義母さんも一緒に行くことになり、チャタジーはワンズも連れて行ってみんなで散歩したいと言う。
ワンズを連れ出すには、それなりの準備が必要だ。
高齢犬なので食事は4回に分けてあげているから、外出の時間によってはその用意もしなければならない。
赤ちゃんや幼児を連れて外出するのと同じくらいシッカリ準備をするようにしている。
まぁいつものことだが、チャタジーが「ワンズも連れて行く」と言った時点から準備を始め、実際出発するまでの間に「ん~やっぱり連れていくのやめようかな」「ああ~やっぱり連れて行こう」を何度も繰り返すのを横で感じながらも準備を進める。
今回の結果は………連れて行かなかった。
いつも「私の労力と時間を返せ!」と思う。
霊園の道端に咲いていた花
花壇に植えた花は綺麗に決まってるけど、こういう計算なしの計画なしのそこらへんの花も大好き。
お墓参り後は道の駅でお土産を買い、家へ戻った。
………つかれた。
お墓参りに行く前「お母さんが庭の木にネットをかけるのを手伝ってほしいんだって。昼間は日に当てるから夕方ね、一緒に手伝おう」とチャタジーに言われていた。
15時過ぎた頃「庭のネットはいつからやるの?」と聞くと「お母さんに聞いてくる」と部屋に行き、戻ってくると「お母さんベッドで横になってるからちょっと出かけてくる」と言い行ってしまった。
ムスメの傍に来て寝るネオさん
17時になり「ごめんねー寝てしまったー」とお義母さんが起きてきた。
私「いえいえw疲れましたよねぇ。木にネットかけるんですよね?やりますか?」
義母「あ!忘れてたわ」
私「やるならお手伝いしますよ」
義母「やりましょう、お願いしますねー」
お義母さんが持ってきた支柱は木より低く枠も狭く、枝がはみ出しまくり。
私が椅子に乗り作業をしていると、お義母さんは結局お義父さんを何度も大声で庭に呼び、私とお義父さんでネットをかけた。
が、支柱から枝がはみ出しまくっている木にネットをかけると、枝に直接ネットをかけている状態と同じなので支柱の意味は無し。
ネットから実がはみ出しているので、すっかり鳥の食べ放題の場になった。
お義父さんは「手が離せない時に呼ぶな。支柱のサイズが小さい、準備不足だ、これでできるわけない」と機嫌が悪く、文句を言ってすぐに家の中に戻って行った。
今までのお義父さんなら「仕方ないなぁ、ハイハイやりますよ」といった感じでお義母さんの要望に応えていたが、やはり心身共にきついのだろう。
逆にお義母さんの振る舞いは以前と変わっておらず、お義父さんに対する愚痴を私に言うようになった。
「病気だから」と特別扱いしたくない理由があるのかもしれないが、そこは夫婦にしかわからないこと。
驚いたのは料理の内容が全く変わってなかったことだ。
もちろん普段の食生活は知るところではない。
料理好きなので私たちが来たから腕を奮ったのかもしれないが、胃が悪い人向けの献立ではなかった。
確かにあれではお義父さんは食事を中断せざるを得ない。
その後もお義母さんは、その木の実をムスメに食べさせたくなったらしく、何度も大声で庭に呼び「ぷちこさん、ムスメちゃんに食べさせてあげてー♪」と。
呼ばれて出て来たムスメは、わかりやすく不機嫌な顔をしていた。
実を食べてほしくてしつこく呼ぶ、この感じ。
ムスメが何をしていようと関係なくしつこく呼ぶ、この感じ。
仕方なく庭に出てきたことを感じ取れず無邪気に実を食べさせる、この感じ。
チャタジーにそっくり!
お義父さんのこれまでの苦労と寛容さには頭が下がる。
義実家の庭のドクダミ
ドクダミって嫌われることが多いけど私は好き。
ドクダミ茶を作っているご近所さんが来て取ってくれるそうだ。
まぁいろいろと考えられることがあるが、義祖母の介護をしていた義両親も80歳になった。
義祖母が亡くなってから夫婦だけの生活リズムができあがっていたはずなので、お義父さんが治療をしないと決めてからの子供たちの言動や周りの変化に疲れていることだろう。
私は嫁という立場上、意見を求められない限り静観に徹する。
新幹線で来たムスメも帰りは一緒に車で。
日の出を見たり………
富士山を見たりしながら………
無事帰宅した。
最後だけネオさんがゴハンを食べなかったが、あれは近くに糞尿臭いキャンピングカーが停まっていて気になったからだろう。
あまりに酷いのでキャンピングカーから離れた場所に車を移動したw
あの臭いは異常だった! 昔昔の公衆トイレを思い出した。
ワンズは帰宅後も変わらず元気で安心。
私は疲れたからひとりになりたいですwなれないけど。