リブログできた (´・∀・`)ハハハ…ハハハ…
あれは何だったんだ。
久々に書いてみるかーという気持ちになった。
ダンナも母も相変わらずで特に変わったことはないが………強いていえばショートヘアになったくらいかな。
先日たまたま「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」というドラマを流し見していたら、主人公のシングルマザーが私が思っていることを話していてギョッとした。
『君にはむしろ感謝してる。あんたがいなかったら、こんな辛い仕事とっくに辞めてる。ホステスか?それも気が利かないから向かない、野垂れ死んでる。あんたがいてくれて良かった。あんたがいたから頑張れた。人のために誰かのために何かやるって幸せなことなんだよ。自分のために頑張れることはたかが知れてる………気がする』
私の場合は『君・あんた』→ 「君たち・あんたたち」で『ホステス』 → 『仲居』だがw
今思い出すと笑えるが、前夫との離婚を考え始めた頃は実家には戻りたくなかったので子供たちを連れてどこに行こうかと悩んでいた時期があった。
離婚 → 夜行列車 → 東北 → 仲居 という救いようのない想像力www
私、頑張ったもんなぁ。
子供の頃からダメダメな私でも我が子のためならこんなに頑張れるんだぁ、子供たちがいなかったらまともな生活をしてなかっただろうなぁと我ながら感心したものだった。
24年間くらい全速力で走り続けて結局うつ病になってしまったけど、そのおかげで自分の時間ができて自身に向き合うことができた。
このドラマの主人公の台詞にギョッとしたので、すぐに脚本家を調べると北川悦吏子さんだった。
北川悦吏子さんは「半分、青い。」の脚本を書いたかただ。
その「半分、青い。」では、主人公の女性が離婚を切り出してきた夫に言った『死んでくれ。死んでくれ涼ちゃん。そしたら許してあげる、別れてあげるよ』という台詞が話題になった。
この放送回は私も観ていて、実は「これ私も言ったわ………」と苦々しい記憶を甦らせていた。
前夫が同僚と呑みに行った夜中ひき逃げされ緊急入院。
生後2ヶ月のムスメの世話をしながら病院通いをしていたが前夫は美人看護師を好きになり、次第に暴君化していった。
警察と前夫の上司に手伝ってもらいながら、ひき逃げした車を手がかりに相手を特定し内容証明を作成して送ったり………ムスメが生まれた幸せから一転して地獄の入り口にいた私は、前夫に「あの時、死ねば良かったのに!そしたらムスメにも『酷いパパ』じゃなくて『パパは事故死した』って美化できたのに!」と、鬼の言葉を投げつけた。
北川悦吏子さん………ビックリです。
あの時、地獄に落ちてから脇目も振らず全力疾走。
地獄から這い上がってからも突き進み続け、図らずも自分の時間ができた頃には子供たちは自立し私は歳をとっていた。
長年封印していたことを解けば解いたで次なる課題をこなさなければならない。
歳を重ねて「終生勉強」という言葉の意味が腑に落ちた。
私は今56歳。
56歳なりの課題と向き合っている。
いくつまで生きていられるかわからないが、今後70歳90歳になれば70歳90歳なりの課題があるのだろう。
でもここはもう地獄ではないので這い上がるための課題ではない。
心を豊かにするための課題だ。
鬼から人になりいつも楽しそうに生きている私を、ムスメとムスコたちに見ていてもらいたい。
弱っていたパキラに新芽が生まれたー!