母のお尻の通院と車の故障が重なって映画鑑賞はおあずけ状態だった。
それが長くなると、出不精の私は「ま、いっか」という気持ちになる。
映画だけの話ではない。
予定日を決め、この日は〇〇のために出かけるぞー!と気持ちに勢いをつけておかないと外出が辛くなる。
今回も、母の連日の通院が終わり新しい車が来ても出かける気にならず「出かけてまで映画観たい?」と自問自答を繰り返し、ようやく上映時間を調べるまで気持ちが上がった。
そして観る予定だった「シグナル」と「騙し絵の牙」が、たまたま連続で観ることができるスケジュールになっていたため「バイトも休みだし、これは2本連続で観るしかない!」と突然エンジンがかかり楽しく映画鑑賞したという超どうでもいい話www
「シグナル」はドラマを観ていたので劇場版も観たいと思っていた。
もちろん劇場版公開に合わせて放送されたスペシャルドラマも観た。
今流行りのサイドストーリーとかチェインストーリーとかスピンオフドラマとかとか………観たいw
でも観ない!
観る環境を作らない!
地上波で放送するものしか観ないぞ!と心に決めているが無料配信があると、かなり心がグラつくw
「無料」という言葉に反応してしまうのだよ。
「シグナル」の原作は韓国のテレビドラマなんだよね。
お偉いさんが罪を犯したり黒幕だったりが多い。
権力、財力って他人を蹴落としても欲しいもの。
保身、口封じ、そして巻き込まれた人が復讐を企てる。
あくまでもドラマなので。
「やられたら、やり返す。倍返しだ!」ってのもドラマなので。
エグいシーンが多かったけど、あまりにも現実離れしているから逆に大丈夫だったwww
そして「何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従い、不偏不党且つ公平中正に警察職務の遂行に当る」純粋なヒーローが苦悩する。
あれは間違っていた、あの時こうしておけば………あの時に戻れるなら………。
人生の主役は私。
好きでも嫌いでも良くも悪くも自分に影響を及ぼしている人が脇役。
とすると脇役以外の人は完全なるノンプレイヤーキャラクター。
ノンプレイヤーキャラクターはただの背景だから生命に重みなどない、どうなろうと無関係。
私はアチコチに居心地の良い場所を作る。
気の合う脇役と居心地の良い組織を作る。
気が合わない脇役とは上っ面の付き合いをする。
気が合わない脇役にでさえも嫌われたくないから。
気が合わない脇役がいない場で話しをする。
気の合う脇役は共感してくれる。
私には本音で話せる仲間がいる。
私はひとりぼっちじゃない。
私は間違ってない。
私が善意でやることは良いことだ。
脇役のことをこんなに考えてあげている私は善人だ。
私は善人だから間違ってない。
気の合う脇役は共感してくれる。
気が合わない脇役のほうが間違っている。
気の合う脇役は共感してくれる。
私には本音で話せる仲間がいる。
私が間違っているはずがない。
映画の登場人物のような立場の人だけではなく、身近なコミュニティに近所に職場に学校に身内にいる極々普通の人たちが、それぞれ主役として居心地の良い組織を作って安心して暮らしている。
自分で作った組織なのにストレスを溜めながら。