バネ指が治って喜んでたら………
土曜日の朝、「あれっ?なんか首に違和感が………久々に寝違えたかな?」から始まり、そのまま一日を過した。
翌朝………昨日の朝のことだ。
「イテっ!首が痛い!痛たたた!起き上がれない!」
なんと1mmでも頭を動かすと信じられない程の激痛が首の右側に走る。
手の痺れはない。
「これ寝違えの痛みじゃないわ。それにまた右側だし………」
しかし起きないことには何も始まらない。
トイレにも行きたいし。
あまりの激痛に声をあげながら起き上がると、自分の頭の重さが感じられ首に負担がかかっているのがわかる。
ただ身体を起こしているだけで痛い。
少しでも頭が振れると激痛。
ゆっくり階段を降り、リビングにいたダンナに痛みを訴えた。
普段意識していないが、頭って話しをしていると動くのだ。
思いを込めたり、必死に話すと余計に動くらしい。
痛みを訴えれば訴えるほど頭が動いて激痛が走り涙が勝手にポロポロこぼれた。
ダンナは私の訴えを理解しようと思ったのだろう。
「昨日はどうだったの?昨日の朝はどうだったの?いつから痛いの?」と質問し始める。
ついこの間も書いた気がするが、ダンナは超優しい。
そして超賢い。
思考の組み立て方が違うので、情報の取り込み方やその順番が彼にとっては非常に重要なのだ。
例えば私が「これは特に言わなくてもいいかな」と思う小さな事でも彼にとっては重要な情報であり、深く深く会話しながら、私が「特に言わなくてもいい」と判断したことまでも聞き出していく。
「どうでもいいと思ったから言わなかった」と言うと「それが大事なんだよ!」と必ず言うのだ。
文字や絵などが得意で、視覚的な表現をしたほうが理解しやすい人なので会話の中からの情報を頭の中でフローチャートにしているのかもしれない。
どんなに小さな情報でも入ると手順が変わっていくのだろう。
ダンナの話しが長くなった、元に戻す。
ダンナはそんな男だ。
しかーし!(。・д・)ノビシッ!
そんな悠長にコミュニケーションをとっている場合ではないのだ。
私はなるべく頭を動かさないようにしながら、日曜日でも診察してもらえる病院の診察券を取りに行き、察してくれないダンナに「ここに連れてって」と差し出した。
私の意向を汲んだダンナはすぐ動く!即!
部屋着のまま、そ~っと車に乗り病院に着くと「今日は整形外科のDr.がいないから当番医の所に行ったほうがいいですよ」と言われ、電話をかけて確認し、また車を走らせた。
急ぐダンナ。
シャレにならないくらい急ぐダンナ。
私は、1mmでも頭を動かすと、(ノ#´Д`)イタイーーーーー!!
バカかー! ふざけんなー!と叫びたいが、思いを込めると余計に頭が動くから叫べない。
かなり待って、やっと診察室へ。
レントゲンと血液検査の結果、炎症は起きていない。
ということはギックリ首ではない。
Dr.「ヘルニアの疑いがあります。明日また来てください。その時もまだ痛かったらMRIをしましょう」
頚椎カラーを装着して痛み止めの太い注射をする。
ロキソニンと胃薬、モーラステープを処方された。
そして今日。
昨日ほどではないが痛みはある。
MRI検査の結果「ヘルニア予備軍」
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙神経の痛みはハンパない!
予備軍でこの激痛だ。
??予備軍??
ダンナが質問を始める。
Dr.の答えを彼がどう理解したのかはわからない。
私は「腰のヘルニア予備軍はヘルニアになる可能性があるが、首のヘルニア予備軍はヘルニアにはならず痛みがなくなっていく」と理解した。
*\(^o^)/*やったー!
首のヘルニア予備軍で良かったー!
じゃあ首のヘルニア予備軍はぜんぜん予備軍じゃないじゃーん!
どうでもいいけどー!
MRIの前に食べた味玉ラーメン
と、ぱふぇそふと焼栗モンブラン
痛くても食欲は衰えない。