祇園祭 山鉾巡行 前祭(さきのまつり)
今日は祇園祭のクライマックスである山鉾巡行だ。
前祭は23基の山と鉾が午前9時に四条烏山を出発し、四条堺町でくじ改め(巡行の順序を確認する儀式)の後、河原町通から御池通へ進む。
交差点で方向を変える「辻廻し」は見ごたえがあると聞き、私たちは10時50分頃に京都市役所前に到着した。
もう既に山鉾は進んでおり、人だかりができている。
少しずつできる隙間に入って行きシャッターチャンスを待つことにする。
写真は順不同
背の高い鉾の向きが変わると、観客から「おお~」と歓声があがる。
興味をそそられるのは、やはり懸装品の美しさだ。
前懸(まえかけ)、胴懸(どうかけ)、見送(みおくり)と、向きが変わるたびに撮影した。
途中また雲行きが悪くなり雷注意報が流れたが、最後まで雨に降られることはなかった。
祇園祭1ヶ月のうちの2日間だったが、知らないことだらけで刺激を受けた。
外出は苦手だが体験できて良かった。
祇園祭は歴史が古く見どころが多いので、御神体やそのいわれなど、興味のある物に絞って掘り下げていくと更に楽しめるのかもしれない。